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クレジットカードの仕組み
カード利用者が支払う費用は年会費のみ
利用者が、クレジットカードシステムの使用に際して負担する代金は、年会費のみ。クレジットを直訳すると「信用」となりますが、クレジットカードの決済方法は、まさに信頼関係で成立しているといえます。商品代金の支払いをクレジットカードで行うと、販売加盟店はクレジットカード会社から支払いがあることを信用し、カード利用者に商品サービスを引き渡します。カード会社は、月に一回の締め日もしくは分割など約束された期日に、利用者から支払いがあることを信用し、一括で商品代金を販売加盟店に立て替えて支払います。カード利用者はこの二者のシステムを信用して、カードを利用します。このように三者の相互の信頼関係が、クレジットカードのシステムを作り上げているのです。
加盟店はカード会社に手数料を支払う
クレジットカード会社があげる利益のは、利用者からの利息の支払いのほかに、販売加盟店からの手数料の収入があります。販売加盟店は、商品代金の3%から7%の割合を、手数料としてカード会社に支払っているのです。販売加盟店は手持ちの現金に余裕がないから…と買い物を控えている客に対して、売込みをすることができますし、現金決算だけでは生じることのなかった売上を上げることができ、手数料以上のメリットが見込めるといえるのです。カード会社は新たなカード利用で、手数料の収入のほかに、利用者のローン残高が増えることで生じる利息を得ることができます。利用者がより便利に買い物を楽しめるように環境を整えることによって、また新たな消費を促すことにつながります。カード決済システムは、利用者が便利に利用できるだけでなく、販売加盟店、カード会社ともに利益を上げることができる仕組みになっています。
カード会社の運営戦略
人口の減少が進み、消費活動が縮小傾向にある日本で、クレジットカードは、発行枚数・売上ともに右肩上がりを続ける稀なアイテムの一つです。
各クレジットカード会社は、より多くの利用者が、より多くの決済にクレジットカードを使用するようにと、日々、工夫を凝らしています。
例えば小売企業との提携カードですが、より利用者に身近な小売店で、特別な割引など利用者に直接的なサービスを行うことができます。また、これまで住み分けが行われていた銀行や消費者金融とタッグを組んで、融資・ローンのボーダレス化を促進し、金融サービスの充実を図っています。これらは全て、カード利用者が、より手軽で便利に利用できるための取り組みなのです。
カード会社のイメージ戦略も忘れてはいけません。カード利用者がクレジットカードに求める内容は、利便性だけでなく、お得感やステータスなど非常に幅広く、また利用者によっても異なるものです。各社ターゲットとする層により多く支持されるよう、特徴的なカードを発行しています。しかし、利用者が共通してクレジットカードに求めるものは、安心感であり、安全性であり、信用であり信頼です。セキュリティの強化など、信用につながる取り組みは、各社の経営戦略の大きな共通点といえます。
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